Entries

2/16読書会 2次会レポート ~黒革の手帖編~

前回 @ miho09star が怒涛の二次会をきれいにまとめてくれました。名づけて「白い恋人編」。
そして今回は私 @shizuka_lat43N が責任編集にて「黒革の手帖編」をお送りします。

断言しちゃっていいのかなぁと思うけれど、断言しましょう。
札幌読書会にとって読書会の時間はその後に控えている2次会への”暖機”に過ぎません。
読書会の間は至極真面目に「うふふ」「おほほ」と言ってるけれど、2次会が始まった途端、(何かの)スイッチが入ります。まるで掘りごたつがコックピットであるかのように。そして宴会の場はまるで轟音鳴り響くF1サーキット並の興奮と熱狂でボルテージが上がっていくのであります。(ちょっと盛りすぎか・・・)

2次会のメインイベントは「●●●●●大会」!
今回訳者の森村さんから本と販促物のプレゼントをいただきました。販促物は仲良く全員で分かち合いましたが、チラチラと視線が流れるのは3冊の本。森村さんの訳書、ジーヴスシリーズから2冊と勝田文さんの漫画1冊。誰も「それ欲しい」と口には出さないけれど、涎はでていました。
こういう時は正々堂々闘いましょう!ということで、大ジャンケン大会開催でーす!
「よーし!じゃぁ私とジャンケンしよーっ!」と雄々しく立ちあがって下さった森村さんと全員で気合入りまくりの大一番でした。熾烈な戦いの末、見事勝ちぬいた3名には森村さんが本にサインを入れてプレゼント。そしてその後はわれもわれもと結局希望者全員、持参の本にサインをしていただきました。
サイン
※森村さん、アイドル並みに次から次へと絶賛サイン中。

食べて飲んでジャンケンして・・・宴もたけなわとなった頃、そろそろ北方民族がするどい牙を剥き始めました。捕まったのはホンヤクモンスキーからの刺客、花(@nahanohana )さん。
(札幌)「ところで花さんは今まで他の読書会に行かれたのですか?」
(花)「千葉の読書会に何度か出ています」
(札幌)「ち、千葉はどんな感じなんですか!?」
(花)「そうですねぇ・・・(思わせぶりな微笑)、千葉は”上品”って感じでしょうか」
(札幌)「つまり札幌は”下品”なんですねっ!!!」
(花)「あ、いえ、そんなことは・・・」
(札幌)「では伺います。もし千葉と札幌で同じ日に読書会があって、仮に交通費が同じであるとしたら、花さん!貴方はどちらの読書会に出られますかっ!?」
(花)「え?ええーっ??」
(札幌)「さぁ!一体どっちなんですかっ」
・・・たった一言の答が運命を左右する、スパイ小説で最も緊迫する瞬間・・・
(花)「あの・・・その・・・ほ、ほほ、北海道・・・かなー・・・」
(札幌)「ハラショー!」
喝采、そして固い握手。
千葉読書会の皆様、花さんを責めてはいけません。花さんのとった行動は正しいのです。
刺客たるもの、任務を果たして生きて帰らねば意味がない。
もしあの時花さんが「当然千葉です」と答えようものなら・・・嗚呼、私には想像するだに恐ろしくて申し上げられません。しかし間違いなく言えるのは翌日の千歳~羽田の飛行機に1席空席がでたであろうということです。
それどころか最大の関門をクリアした花さんは見事任務を果たしました。
花さんの一言に感激した札幌メンバーから「今度はこちらから伺います」の言質を引き出したのです。素晴らしい!

もう1人の刺客、tkr2000 (@tkr2000) さんはあまりに騒々しい盛り上がりぶりに苦笑を堪え切れないという感じでいらっしゃいましたね。しかも誰が幹事なんだかわからないくらいに、いろいろなことに気を使って下さっていたというのに、最後の最後に、
(札幌)「“tkr”ってどういう意味なんですか?」
(tkr2000)「名前です」
(札幌)「ところてん?」「あーホントだ!」「ところてんさんなんだー」「え?なになに?」「ところてんさんだって」「へぇ~~」ワイワイガヤガヤ
(tkr2000)「あ、いや・・・その・・・」
って、もうなんだかメチャクチャ・・・・。
おかげでワタクシ、tkr2000さんのお名前を目にするたびに「ところてんにせんさん」と読めてしまうようになってしまいました。
どうぞお二方、これに懲りなければまた是非お越し下さい。

さて、前回レポでも触れておりました名言“知的虚栄心”について。
少し無理をして、背伸びをして本を読むことが次へのステップであるというのは「白い恋人編」における美しい解釈。しかし、この「黒革の手帖編」ではもう少しダークサイドに踏み込みましょう。
知的虚栄心。それは、本の話ならなんでもござれ、話題には必ず乗っかり「あ~それはね~」とエラそうにぶった後、家に帰って必死に本を読む・・・そんな鼻もちならない、それでいてどこか健気で微笑ましい姿。
読書会がきっかけで読書欲がさらに高まるなら理由なんて好奇心でも虚栄心でもいいんです。

「次はこんな本、読んでみようかな」
     ↓
「難しそうだけど面白いって言ってたからトライしてみよう」
     ↓
「みんなあの本読んだことあるみたい。私も読んでおこう」
     ↓
「タイトルしか知らないのに適当に知ってるフリしちゃった。ヤバイ、早めに読んどかなきゃ」

というまるで好奇心いっぱいの少女が虚栄心に満ち満ちたオバハンに成長していく、そんな過程を楽しみましょうよ!え?例えが悪い?・・・ん~~じゃぁ、出世魚のような成長とでもしておきますか(笑)
私自身この肩書きは大いに気に入りましたので、今後は大っぴらに「知的虚栄心集団」を名乗らせていただこうかなと思っております。

最後にちょっとお店のご紹介を。
今回お世話になりましたのは「積丹浜料理 第八 太洋丸」(http://r.gnavi.co.jp/h323600/)さんです。
「積丹(しゃこたん)」といえば道民でもちょっとうっとりしちゃう美しい海、迫力の奇岩、そして海の幸。
産地直送のネタを飲み放題付き4千円ポッキリで堪能いたしました。
白い恋人編で紹介していた「たちぽん」はコチラ↓
たちぽん
パッと見で「脳?」と思う方がおられるのですが、鱈にこんなに脳があったら住所と名前くらい喋りますよ。白子です。濃厚なチーズのような味わいです。
メインはきんき鍋。きんきを鍋にするとはなんと贅沢な。〆にはその鍋で雑炊を作ってもらいました。
道外の方が来られるので、「いかにも北海道」的なお店をチョイスしたのですが、札幌の面々にも大好評でした。
読書会をやるにあたって、ほとんど店の心配しかしていない世話人ですが(”それでいいのよ”と赦して下さる読書会メンバーに感謝です)、カフェサーハビーさんといい、大洋丸さんといい、味も気遣いも最高のお店に出会えて大収穫でした。
世話人2名、これからも「すすきのグルメ探偵」として日々精進したいと思います。

そんなこんなで約3時間、大いに盛り上がった後、更に勢いに乗った一行は3次会に向かうべく、またまた吹雪の中に突撃していったのでありました。
ちなみに3次会のお店は森村さんのチョイス。これがまた偶然にも私が学生時代に何度か訪れたことのあるお店でした。「奇縁まんだら」とはこれ如何に。
何人かが森村さんに「どうしてこのお店を知ってるんですか?」と聞いたのですが、すっかり酔っ払った森村さんの耳には届きませんでした(笑)
ただ、どんなに酔っ払っていてもウッドハウスの話になると懇懇とそして切切(なんかパンダの名前みたいだな)と語る姿を拝見していると、翻訳をする方の作品に対する情熱ってすごいんだなーと改めて実感。
いろんな意味で盛りだくさん、最高に楽しい読書会でした。


黒革の手帖(上)黒革の手帖(上)
(2011/06/01)
松本 清張

商品詳細を見る



黒革の手帖(下)黒革の手帖(下)
(2011/06/01)
松本 清張

商品詳細を見る



奇縁まんだら奇縁まんだら
(2008/04/16)
瀬戸内 寂聴

商品詳細を見る

スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://justforkicks.blog.fc2.com/tb.php/30-b3a3dc3a

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

札幌読書会世話人

Author:札幌読書会世話人

最新コメント

最新トラックバック

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者数

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR